スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2

【覚え書き】布に写真プリント、ポーチ制作

131021purse2.jpg

写真をプリントした生地を使ったポーチの試作
*プリント種類と使用感の覚え書き*

比較したのは以下の3種。
同等もしくは類似の商品が色々なメーカーから発売されている。とりあえず入手しやすかったものを選んで試してみた。プリンタはEPSONインクジェット方式の家庭用汎用機。

131021purse7.jpg

1) プリントできる布(河口)
A5サイズ3枚入り コットンのシート プリント後に裏紙を外してアイロンで布に接着 特徴:印刷してアイロンで貼付けるシール又はワッペンの感覚。布は固い。素材のアイロン耐性は高い。印刷はシャープだが少し白っぽく出来上がる

2) カラー布用アイロン転写紙(サンワサプライ)
A4サイズ2枚入り アイロン転写シート 印刷のない部分も白い顔料が転写されるので生地の色にプリント箇所が影響されないタイプ 特徴:柔らかく粘度があるプリント。市販Tシャツのプリントに最も近い(同じではない)。発色は大変よい。転写作業自体と転写する生地の表面状態に仕上がりが大きく左右される。

3) 布プリ生地タイプのりなし(A-one)
A4サイズ2枚入り コットンのシート プリント後に裏紙を外してコットン平織生地として使用 特徴:布に印刷する感覚。透け感のややある薄い平織生地。発色はややうすらぼけているが、出来上がりのプリントは安定している。プリント生地と呼ぶに最もふさわしい感じ。大変使いやすい。

それぞれを使ってポーチを作る練習をした。
仕様の試行錯誤とプリントの具合をみるのとを同時に行なったので、出来上がったものはすべて違う写真を違うプリントで、ポーチの仕様も習熟度も少しずつ違っている。よって正確な比較にはならない。参考程度にはなる。



ポーチA かえる柄
131021pursefrog.jpg 131021purse4.jpg
表地:厚手の平織リネン、シルバー箔
接着芯:表地全面に厚手の接着芯と薄手のキルト綿をアイロン接着
裏地:中厚手のコットンツイル、白
15cmメタルファスナー
表の片面の全面にプリントできる布(1)に写真をプリントしたものを接着
 プリント使用の感想
張りのあるしっかりしたポーチらしい形になる。
出来上がりにポーチとしての違和感がない。
一番最初のアイロン時に蒸気孔の形に色むらが発生。アイロンをかけ直したり時間を置くことで殆ど判らなくなるが気になる程度なので要注意。
詰まった固い布で針の穴が残る。細かく縫うと破損する可能性もあり。
固いので裏返す時に難しくシワになりやすい。

ポーチB 犬笑顔柄
131021pursesiennasmile.jpg 131021purse5.jpg
表地:厚手の平織リネン、シルバー箔
接着芯:表地全面に厚手の接着芯、表地の縫い代にかかるぎりぎりより内側に薄手のキルト綿をアイロン接着
裏地:中厚手のコットンツイル、白
15cmメタルファスナー
表の片面の全面にカラー布アイロン転写紙(2)でプリント転写、縫製
 プリント使用の感想
発色のよい綺麗なプリントが乗る。
柔らかい厚みのある仕上がり。
縫製が容易。
直アイロンで容易に溶けるので(当たり前か…)要注意。
不適切なアイロン(当て布を指定以外のものを使うなど)で濃色がにじむことがある。
雑なアイロンで捩れとムラが発生しやすい。

ポーチC 犬水泳柄
131021pursesiennaswiming.jpg 131021purse6.jpg
表地:布プリ生地タイプのりなし(A-one)(3)使用。印刷した生地そのもの、前面も背面も同じものを使用。
接着芯:表地全面に厚手の接着芯、表地の縫い代にかかるぎりぎりより内側に薄手のキルト綿をアイロン接着
裏地:中厚手のコットンツイル、白
15cmメタルファスナー
 プリント使用の感想
違和感のないプリント小物らしいプリント小物ができる。
仕上がりが軽く縫製が最も容易。
比較的ぼんやりしたプリントで写真の艶感がない。
プリント後に水で余分な染料を洗い流す手順が入るので、すぐに裁断を開始することは出来ない。
生地が薄く高級感はない。手作りっぽい感じ。



まとめと感想
それぞれ良い点と望まない点があるので用途によって使い分けたい。
プリントを際立たせるのが目的で表面凹凸の少ない生地を使用する場合、カラー布アイロン転写紙(2)が適している。衣類に適した転写プリントなので、伸びや変形が予想されるものにも使いやすい。整形効果はないが厚みがあるので角などに生地とプリントがたまって膨れたり歪んだりしやすいことから、角を出したりしたい場合は満足な仕上がりにならないかもしれない。用途と仕様に注意する必要がある。熱に弱い。
立体感のある形の整ったものを作成する場合、しっかりしていて印刷もまあまあ悪くないプリントできる布(1)は仕上がりがいい。しかし、縫製後裏返したりの作業は厚くて固いので大変やりにくく、なるべく簡単に最小の作業で出来るもののみに適している。また、ミシン目で針のあとがつくので要注意。このタイプのA5は手芸店でも見かけることがあるので、今回の3つのうち最も即時購入しやすいかもしれない。プリント、ラベル生地、接着、いずれも洗濯にはやや弱い。薄くなり、固く剃り、角が剥がれてくる。もちろん今回の様にプリントの端を縫い込む場合は角からの剥離はあまり問題ではない。
プリントした生地そのものを使いたい時、生地の特別な取り扱いを気にせず使用したい時などには布プリ生地タイプのりなし(3)が最も適している。また、洗濯にも比較的強いのではないかと予想される。ただし生地は薄く特徴のない平織なのでオリジナルプリントが出来る以外に魅力はない。発色は艶がなく鮮明さは今回の3種のうち最も低い。また、プリント後にアイロン→水洗い/自然乾燥→アイロンのひと手間が入るので、急ぎの場合は地味に辛い。印刷に問題がなければ制作の失敗は最も少なく意外な仕上がりにもならないのでその点では一番優れている。


まあそんな感じです…
(※写真はすべて個人の所有です)

web拍手 by FC2


beautiful moon 2nd

*洋裁の備忘録。制作のログファイル。つれづれの戯れ言。* ご連絡はメールフォームまたは 個々の記事の拍手ボタンからお願いします(^^)

yoshimi

Author:yoshimi

All content within this website is property of yoshimi unless otherwise stated. All rights reserved. 無断転載不可

ブログ内検索フォーム

月別アーカイブ

08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05 

*


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。